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例えdisappointと云われても

靖国神社 首相は、戦犯が合祀されている靖国神社に参拝した。神道では人は死しては神となり「何々の命」と崇められ、同時に、生前に犯した罪は全て清算される。と信じられています。国に殉じた英霊に首相が尊崇の誠を捧げる為に靖国に詣でる事は至極当然な行為であります。ましてや“花の都の靖国神社同じ小枝に咲いて会おうよ”と謳って逝った殉国の志士の慰霊を行う場は[此の場所を於いて他に無い]と心に決めて参拝した事で有り、ご遺族に対しても、首相の心を伝える大切な行為であったと思います。堂々と参拝して当然です。ではアメリカは何故disappointしたのでしょうか?多分慰霊する心にdisapointしたのでは無いと思います。(参拝の趣旨とは遠く離れた意味に解釈している隣国の指導者達の反感など意に介さず無視して参拝した事にdisappointしたのだと思います。然し、首相の心は、何時も述べているとおり、殉国の志士に捧げる慰霊の参拝で有って他意は御座いません。真意を受け取れず、故意に曲げて解釈する方々に及ぼす諸々の影響よりも、英霊に捧げる誠の方が格段と勝っていた事でしょう。国を司るものとして、当然な行為だと思います。然し、側近でお友達の方が、首相を庇う忠臣のお積りでしょうが、立場も弁えず余計な事を申すのは浅はかです。此の様なお友達を国政の場に引き出す事は考えものです。                                   昨日の朝日新聞夕刊にアメリカの元国務副長官アーミテイジ氏のワシントンでの講演の一部が紹介されていました。まさにその通りです。中国を喜ばせた事は間違いない」日本を非難する中国の外交活動を有利にする結果になった事を指摘して「靖国神社の問題は日本の指導者が国全体にとって何が最善か判断する事が出来ない事に失望した。中国の外交を後押しする結果になってしまった事は無視できない。と云っていました。「手ぐすね引いて待っていた中国の手口にまんまと嵌まってしまった」事にdisappointしたのだと思います。然し、首相は立場上、当然、個人の信条のみで行動した事ではないでしょう。結果が与えた影響を恢復し、如何にしたら以前にも増して友好的な状況に変えられるか?充分考慮した上の行動であったと思います。先の選挙で貴党に投票し、貴方に首相の地位をと望んだ多くの国民は心から貴方の次なる行動に期待しています。

真意を隠し、うわべだけの交流をする事は決して本意ではないでしょう。国を代表する者同士が互いに心底迄理解した上で交流する事が大切です。2000年に及ぶ双方国家交流の歴史を遡れば自ずと理解出来る事ではないでしょうか。日本人は今でも「さむらい」の心、「武士道」を心の拠り処としています。其の武士道は古来中国の訓え「四書五経」を基に「礼節を重んじ、惻隠の情を持つ事」等を心としています。互いに尊敬し、陥れる事無く、苦境に有るは助け合い、自己研賛に励みつつ希望を未来に繫げる事が肝要と思います。

唐、隋の時代は、近隣国が憧れ尊敬する文化的で道徳的な中華と呼ばれるに相 応しい優れた大国でした。我が国も遣唐使、遣隋使を派遣し専ら文化の吸収に努め大いに恩恵を受けて居りました。然し、清、以降の時代はどうであったろうか?栄枯盛衰.甚だしく、やがて、.共産主義一党支配の中華人民共和国となると、文化大革命を契機に国内では利が全てに優先する、共産主義とは遠く離れた国に変貌してしまいました。工場は公害を垂れ流し、大気はPM2.5で呼吸さえ困難な状態で、隣国にまで其の公害をばら撒いています。嘗て、礼節を重んずる国と尊敬された国の道徳も乱れ、幹部役人の収賄が横行し、貧富の差を表すジェ二指数は世界一高く、弱者は踏み潰されるばかりです。国外では自国の権利を超えた利益を当然の如く追求する覇権主義を顕わにし、近隣諸国を悩ませるに及んでは、往年の泰然自若とした尊敬された君子の面影など微塵も感じられない。その様な言葉が近隣諸国から聞こえる様では世界をリードする一等国では有りません。其れを力(武力)で補う様ではあまりにも情けないと思いませんか?                                   


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Lonesome社っ長ょぉ〜

ご訪問有難うございます。
by Lonesome社っ長ょぉ〜 (2014-03-01 20:36) 

hirochiki

こんばんは。
ご訪問 & (^^)v ありがとうございました。
by hirochiki (2014-03-09 18:36) 

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