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新政権に望む [政治経済]

人類の歴史はウイルスとの闘いの歴史とも言われ、新たに現れる強力なウイルスを克服する度に社会は新たな姿に進化して来た。 天然痘やペスト、スペイン風邪等人類が経験した強力なウイルス禍後の社会を顧みれば歴然とする。多分、コロナ禍後の社会も其の様になると思う。多分、コロナ・ウイルスを恐れ、悩み、苦しみ、闘い、克服した後には現在の社会も人々が期待する新たな姿に移り変わる様に思う。特に、我が国の様に少子高齢化の進んだ成熟社会では、従来の政権が施行した大企業中心の貿易依存で外需頼りの不安定な社会や、何時、何処と戦うかも判らぬ「幻の戦争」に備え、先進国中最悪の財政赤字を抱えるにも拘らず高額な新型戦闘機(F35)の大量購入や、民意に逆らって完成もおぼつかぬ米軍基地の造成や、ミサイル基地迎撃用ミサイルの検討等々の軍備増強や、国民の生活を犠牲にする同盟国受けの良い政策ばかりに打ち興ずる政権は、国民から見放されコロナと共に退散する様に思う。 代わって主権者たる国民が真に求める医療、介護、保育、教育等々、国民の生活に直接関連する内需主導の政策を施行し、且つ、確りとした社会保障を備え、国民一人一人の生活を重視する政策を執る政権に変わるだろう。更に、地球上の幾つものプレートが複雑に潜り込む地点に位置する此の国は大地震や津波対策は勿論だが、加えて温暖化に伴う強烈な台風の風水害にも備え、国土強靭化や、化石燃料や原発等危険因子の多いエネルギーから脱却し安全な自然エネルギー主導へと転換する、国民の生活を第一に考える政権が出現する様に思う。先の内閣に変わり、新たに誕生した内閣が先の内閣の政策を引き継ぎ、同様な政策を続行する様では・・・此の国は外国に攻撃されて滅びる以前にstrong>前代未聞の財政赤字と貧弱な社会保障と脆弱な国土の自然災害により滅亡してしまうだろう・・・ 多くの国民が最も待ち望む事は安全で安定した生活環境の整備である。其れが高齢化した国民の不安を解消し消費性向を高め、内需拡大に繋がってコロナ過で打ちひしがれた経済を再起させる起因となるだろう。 「写真は仙台市・定義地区の西方寺本堂と五重塔」 P1000800.JPG P1000795.JPG
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