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熱中症に気を付けて・・・ [健康]

連日の猛暑の中、皆様には如何お過ごしでしょうか。・・・コロナ禍もいつ終わりを告げるやら解らず、余りの暑さと鬱っとおしさに耐え兼ね、と言って高齢の小生にとっては外出も儘ならず、 憂さ晴らしと暇潰しの積りで、少々気になっていた隣組のゴミ捨て場の清掃を少しばかりやって見ました。・・・ 慣れぬ事はするものでは御座いません、夕方から急に頭痛と寒気がするので検温して看たら・・・何と、39度7分の高熱、寒気と震えが少し出て来ました。早速、病院に行きました処熱中症との事で、此の儘放って置くと危なかったと脅かされてしまいました。・・・自分ではまだ若い者には負けぬ積りでしたが、やっぱり無理でした。・・・年寄りの冷や水。反省するばかりです・・・。<
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核燃料サイクルをフランスのアスリッド計画に変えては看たが [政治経済]

核燃料サイクル政策の中核施設日本原燃の六ヶ所村再処理工場(原子炉の使用済み核燃料を再処理してプルサーマル原発で再利用出来る様にプルトニュームとウランを回収する工場)について原子力規制委員会が安全対策の基本方針が原子力規制委員会新規規制基準に適合していると認めた。 我が国の頭初決めた核燃料サイクルは高速増殖炉「もんじゅ」の活用であり、其の廃炉が閣議で決まった事に依っ☞その計画は廃止となった。 そして、更に閣議では新たに核燃料サイクルをフランスのアスリッド計画に頼る事に決めてしまった>>。フランスのアスリッド計画とは再処理工場で生まれたプルトニュームとウランを混ぜたMOX燃料をプルサーマル原発で使用する計画で有り、アスリッド計画に頼るには普通の原発をMOX燃料使用型のプルサーマル原発に作り替えなければならない。其処で、1997年に電事連は目標を2010年迄と定め、其れ迄に16~18基の原発をプルサーマル発電炉に作り替える計画を発表した。処が、計画から10年以上過ぎた現在でも未だ僅か4基のプルサーマル発電原子炉が完成したのみである。国内の原発は福島の事故以来反対者が多更に安全性が求められる核兵器用爆薬に転用可能なプルトニュームを大量に保管し、使用するプルサーマル発電原子炉の増設にはもっと反対者は多い。其の他、六ヶ所村の再処理工場は年間800トンの使用済み核燃料を処理する前提で出來て居り、使用済み核燃料排出量に応じて各電力会社が運転費用を負担する仕組みに為って居る。然し、現在の原発の稼働状況から推察するに各電力会社には其れだけの能力が無く、此の計画は資金面からも既に破綻している。新たに発足する新政府は直ちに此の計画をもう一度見直す必要がある。前政権で既に諦めていた財政再建では有るが此の侭突き進むようでは此の国は如何なってしまうのか?・
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民主政治の危機はこの様に始まる? [政治]

倒幕に成功した薩長連合軍は維新政府を立ち上げ、明治憲法の下、、立憲君主制を執った。其の為、我が国の主権は天皇に有った。其の主権を維新政府の陸軍参謀本部が干犯し、思う侭に大陸に出兵し、日清、日露の戦いに勝利し、大東亜戦争に突入し、此の国を壊滅させてしまった。此の期間を司馬竜太郎は著書「此の国のかたち」に「異胎の四十年」と著し、鎖国迄して平和主義を貫き通した日本の歴史に類を見ぬ「異胎の時代」と云っている。 総理大臣として安倍晋三がデビューした際には其の時代の何処に郷愁を覚えたか・・・「美しい国ニッポン」と称し内閣の標題に掲げ実現を試みた。然し病で退任し、 再び党首として総理大臣に返り咲いた折には「戦後レジュームよりの脱却」を目指すと宣言した。戦後レジュームは先の敗戦に依り漸く私達が手にした主権在民を基本として個々の人権を尊重する思想の政治体制であり、民主主義の根幹でもある。其の内容を基本に据えた新憲法には先の大戦の反省から不戦を誓う武装解除も含まれている。之等は戦後私達が手に入れ経験して来た諸々の事柄である。之等の何が不足で脱却を目指すのか?・・・ 検察庁検事長の定年延期問題 国会は立法権、検察は司法権、内閣は行政権を持つ。この三権が其々の部署に分立してあり互いに侵す事なければ公正な政治が成り立つ。然るに、例え国家公務員と雖も、内閣総理大臣が司法に係る検事長を検事総長に昇進させる目的で、定年の延長を図り、森友、家計、桜を見る会等々、在任中自己が関係した諸々の行為に関する裁判を有利に運ばせようと試みた件が認められる様では、三権分立も無きに等しく、主権在民の下、公正な政治が行われ難くなり、独裁政権を作り出す恐れを招く。 只一つの経済政策アベノミックスは失敗に終わり、福島第一原発の事故後の管理状況をIOCの委員達を前にアンダーコントロールと迄云う偽言を吐き、迎え入れた任期ぎりぎりの2023年9月に始まる様にセットした東京オリンピックが中止にでもなれば、本当に長いだけで何一つレガシーとなる成果の無い内閣が「戦後レジュームよりの脱却」を目指し、年老いた親達と約束した拉致問題の解決を始め北方四島返還や、蔓延中のコロナ対策等々重要課題の全てを投げ打って戦後レジュームの要でも在る新憲法の改訂只一点に執着し、レガシー作りを画策する姿は余りにも異常であり、見当違いも甚だしい。・・・国会議員の半数近くを抱える第一党の党首でもある総理大臣の思考が、多くの国民の思う処の医療、介護、保育、教育等々の国民生活に直接関連する生活重視と此の様に遠く離れてしまった事は、嘗ての自民党には無かった。其の結果が最近の内閣不支持率上昇にも繋がっている様に思う。  だが・・・果たして戦後レジュームより脱却して、何処へ向かわんとするか?・・・
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先ず「もんじゅ」失敗の責任と原因の追究を [政治]

我が国のエネルギー基本計画の根幹は原子力発電の核燃料サイクルであり、高速増殖原型炉「もんじゅ」はそれを支えるに欠く事の出来ない重要な研究炉である。

然し、其の「もんじゅ」は日本原子力研究開発機構に依り運営され、1994年初臨界の翌年燃料冷却用ナトリューム漏出事故を起こし、更に其の翌年には1万点に及ぶ点検漏れ発覚等トラブル続きで既に1兆円を超える資金投入がされている。そして、未だ殆ど運転実績が無い。而も、運転を開始するには新規制基準に適合させる為に工事費用を更に8千億円要すると云われる。其処で運営主体の変更を各方面から問われるも未だ具体的な選定には至っていない。

其のような訳も有り、官邸筋では之を廃炉にと考えている

我が国のエネルギー政策の根幹である高速増殖炉による燃料サイクル方式を諦め、MOX燃料を使用するプルサーマル方式に基本方針を変更する考えである。

然し、その場合、我が国にはプルサーマル原発炉が少なく、プルトニュームの完全消費が不可能であり、核兵器に利用される疑念を各国に抱かせる。

関係閣僚会議は「もんじゅ」を廃炉にし、燃料増殖の無いフランスの高速炉「アスリッド」計画に資金を提供し、協同研究する方針も検討中と聞くが、此の「アスリッド計画」自体実現性が疑問視されている。ロシアでは我が国と同様な液体ナトリユームを冷却材として使用する高速増殖炉の運転が1段階進んだとの情報もある。政府の高速炉開発会議は従来の方針を抜本的に見直し「もんじゅ」を廃炉にしても、核燃料サイクルの主体となる高速炉の研究開発は維持する予定等と嘘ぶく。廃炉にした場合どの様に核燃料サイクルを見直すのか具体策を知りたい。

其の前に我が国の原発の燃料サイクルが「もんじゅ」の稼働に依って維持されると説明し、一兆円を上回る冗費を費やすことになってしまった原因を究明し、二度と同じ過ちを繰り返す事が無い様にせねばならない。其れもせずに文科省及び通産省を始めとする関係閣僚は先ばかり急いでいる。其れは何故か?

「もんじゅ」を廃炉にした場合には我が国の原発全てを廃炉にする等エネルギー計画を全面的に見直す必要が有るのではないか。此の国の行く末を左右するような大問題であるエネルギー政策を全て他国であるフランス国の研究機関に委ねる様な無責任な結論等出してはならない。




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