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いつか来た道 [政治]

政府は経済最優先を唱え日銀に協力を求め、買いオペに依るリフレ政策を強行している。  現在の政情を見ると、民政党から政友会へ政権が移行した昭和初期の頃の様な感じがする。 往時のリフレ政策は出口が見つからぬ儘、昭和16年12月8日の真珠湾攻撃、大東亜戦争突入と破滅の道を突っ走ってしまった。東京大空襲、米軍の沖縄上陸、広島、長崎の原爆被爆。そして敗戦、我が国は壊滅してしまった。
最近国会で論ぜられている集団的自衛権の行使や海外派兵は、やがて憲法を改正し、自衛隊を軍隊に改め、徴兵制にするのでは?と国民は憂慮している。集団的自衛権行使も我が国近辺と云う地理上の制限を外し、同盟国の行く処、何処までもとなれば、少子化に悩む此の国はやがて志願だけでは兵力が不足し、徴兵制を採用する以外道は無い。軍隊を持たぬ旨、憲法に明記し不戦を誓う国が、此の様な議題を国会で論ずる事態、嘗て侵略を受けた近隣諸国を不安に陥れ、益々不信の念を抱かせる。他国民の心情を損ねる行為をこれ見よがしに行う等は平和を愛する国を代表する政治家の採る態度では無い。此の国忌避の喧騒が辺りに蔓延する。相手の心情も顧みない自己中心的な言行は決して戦後レジュームよりの脱却などに繋がるものでは無い。万一、真に実現を望むならば、直前迄は密やかなる行動を以って良しとする事も承知して戴きたい。不穏当な喧騒ばかりが聴覚を刺激し無暗に近隣諸国をいら立たせている。    野党の攻撃に“「私にも言論の自由が有る」”と明言された政権政党の偉い政治家があると聞くが「言論の自由」は権力に対して市井の弱者に与えられた自由であり、為政者や権力者に与えられているものでは決してない。其之様な事を吹聴する前に国を代表する政治家としての自覚を持って頂きたい。(言論の自由を唱える市井の弱者) 






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ソレイユ

ご訪問と、nice! ありがとうございます。
我が国の行く方に、憂慮しています。

今後ともよろしくお願いいたします・。
by ソレイユ (2015-04-20 23:14) 

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