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[成長戦略]は福祉の充実で

「介護、保育、障害者支援」等では施設や従業員が不足していて,、希望者の多くが利用する事が出来ず社会問題となっている。対応の遅れた成熟社会(少子高齢社会)では当然此の様な問題が起きる結婚適齢期の若者は賃金が低く共稼ぎをしなくては所帯が持てない。だが結婚して女性が働く場合にはパートやアルバイト等非正規雇用が多く不安定で劣悪な労働条件ばかりである。其の上、保育所や特養迄が足りなくて利用出来ない様では、子を育て、年老いた親の介護迄はとても手が廻らない。之が適齢期の若者が結婚に踏み切れない大きな理由である。その結果、若者は自分達の将来に自信を持てず、生活態度も消極的になり、大型の消費等は極力避ける。高齢者は核家族化の為、老々介護の先行きを考えると不安で自己防衛の為せっせと貯蓄に走る。こんな社会では当然内需は減小し、デフレスパイラルに陥り、此の国は衰退の一途を辿る。                         此の国の福祉関連事業は成熟社会(少子高齢社会)を支えるにはあまりにも脆弱であり、社会不安、惹いては内需減デフレ要因を作っている。                                                今、此の国が取り組まなければならない最大の課題は 此の状況を早急に解消する 事である。先ず、福祉関連事業を整備拡充し、社会保険の完備した優良な事業に改良し、後顧の憂いなく働ける労働環境とする事。福祉関連事業を目的とする社会福祉法人の自主性を尊重し、規制を緩和し、自由に活動させ活力を与え「成長戦略」の柱として「成熟社会即ち少子高齢社会」を支えるに足りる事業に育て上げる。勿論、他業種からの転職も容易に吸収出来るレベルに設備及び従業員の待遇を改善し(他業種との賃金格差が月額平均-90、000円と云われている教育訓練を徹底し、質量共に利用者の要望に応え得る体制を整える。同時に不況時に余剰労働力吸収可能な場として活用する。又、背に腹は替えられず、行政が急場凌ぎの待機者対策として認めている「お泊りデ-サービス」や「無認可保育」等は、表面的に待機者が減って居る様に見えるだけで、多くの問題を抱えている。解消する必要が有る。此れ等を早急に実施し、安心して働ける環境を広げる事で社会に蔓延する共働きの悩みや老後の不安を解消し、若者や老人の消費性向を高め内需を活性化する。適齢期の若者が結婚しない理由も此の辺に有り、此れ等を解決出来れば少子化問題も自ずと解消する様に思う。


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heroherosr

ご訪問とnice!をいただきありがとうございました。
by heroherosr (2014-06-10 17:17) 

hirosan

ご説ご尤もですね♪
お偉いさんは そこまで勉強していないのでしようね・・・では済まない問題ですがね。
もっと真剣に考えて貰いたいですね・・・・・国民に選ばれた議員サンよ。

いつもありがとうございます♪
by hirosan (2014-07-03 16:30) 

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