アベノミックス総括(3)忖度の見せ掛け数値では・・・ [政治経済]
独立機関である筈の中央銀行では首相好みの総裁が赤字国際を買いまくり、金融緩和どころか通貨を市場に溢れさせ、株式や金融商品に迄手を伸ばし官製相場をでっちあげ、見せ掛けの好景気を演出する。更にマイナス金利迄実施したにも拘らずデフレ脱却目的の物価上昇2%も果たせていない。そして、産業に血液を送る心臓の役割を果たす市中の金融機関を深刻な状況に追い込んでしまった。其れなのに未だ金融緩和の出口など考える余地すら見出せない。此の侭で金融危機への備えは? 経産省も外部専門家に高額な報酬を約束し、社会保障費等の遊休資金の市場運用額を増やす等の策に出て官製相場創造に協力している。斯様にアベノミックスが恰も功を制しているかに見せる諸々の工策により表面上の相場はなんとか維持している様には見えるが・・・米国の貿易保護主義化の反動で、膨大な外国人買いに支えられていた東京証券市場の急落にも、政府は何ら具体策も打てず、ただ茫然と見守るだけ・・・
2019-01-16 15:39
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